子ども向け英語動画でフォニックスを学ぶなら、「Alphablocks」「Super Simple Songsのフォニックス動画」「PinkfongのABC Phonics系動画」などが候補です。ただし、英語の歌やアルファベットを扱っていても、すべてがフォニックスに対応しているとは限りません。文字の名前ではなく、文字が表す音を聞けるかを確認して選びましょう。
フォニックスに対応している子ども向け英語動画
| 動画・シリーズ | 特徴 | 向いている子ども |
|---|---|---|
| Alphablocks | アルファベットの文字と音をキャラクターで表し、文字を組み合わせて単語を読む流れを学びやすい | 文字の音だけでなく、音をつなげて単語を読む練習もしたい子ども |
| Super Simple Songsのフォニックス動画 | 歌やリズムに合わせて、アルファベットの音や単語を繰り返し聞ける | 歌を使って楽しく音に慣れたい子ども |
| PinkfongのABC Phonics系動画 | アルファベット、音、単語を歌で学ぶ構成の動画がある | 短い歌や映像を繰り返し見ながら学びたい子ども |
同じシリーズでも、アルファベット紹介だけの動画と、フォニックスを扱う動画があります。視聴前に、動画タイトルや説明欄に「phonics」「letter sounds」「blending」などの言葉があるか確認してください。
Alphablocksは音をつなげて読む練習に向いている
Alphablocksは、文字ごとの音を学んだあと、複数の文字の音をつなげて単語を読む流れを扱いやすいシリーズです。たとえば、文字を一つずつ発音し、続けて単語として読む「ブレンディング」に触れられます。
アルファベットの歌を見たことがあり、次に「文字の音から単語を読む練習」へ進みたい子どもに向いています。ただし、映像を見るだけで発音や読み方が身につくとは限らないため、動画を止めて子どもにも音をまねしてもらうと学習しやすくなります。
Super Simple Songsは歌で音を繰り返し聞きたい場合に向いている
Super Simple Songsには、アルファベットの音や単語を歌で扱うフォニックス関連の動画があります。テンポや表現が比較的シンプルで、英語を聞くことに慣れていない子どもでも取り組みやすいタイプです。
一方で、歌の中で音を聞くことが中心の動画もあります。文字の音を順番に学びたい場合は、動画を選ぶときに「A says /æ/」のように、文字と音の対応をはっきり示しているか確認しましょう。
Pinkfongは歌や映像を使って楽しく始めたい場合に向いている
Pinkfongには、ABCとフォニックスを組み合わせた歌の動画があります。映像やリズムを使って、アルファベットと単語の音を繰り返し聞く形式です。
楽しく英語に触れるきっかけとして使いやすい一方、動画によってはアルファベットの名前を覚える内容が中心です。フォニックス目的で見る場合は、文字の名前だけでなく、その文字が表す音も紹介されている動画を選んでください。
フォニックス対応かどうかを見分けるポイント
「アルファベットを紹介しているか」ではなく、「文字と音の関係を説明しているか」を見ることが大切です。次の項目が含まれていれば、フォニックス学習に使いやすい動画と判断できます。
- 文字の名前と、文字が表す音を区別している
- 「Aはエイ」と読むだけでなく、単語の中の音も紹介している
- 文字と音を組み合わせて、単語を読む場面がある
- 同じ音や単語を何度も繰り返している
- 子どもが声に出してまねできる速さで進む
たとえば、A・B・Cの歌を歌うだけなら、アルファベットの名前を覚える動画です。Aの音を示し、appleなどの単語につなげているなら、フォニックスの要素が含まれています。
目的別の選び方
まず英語の音に慣れたい場合
歌やリズムを使うSuper Simple SongsやPinkfongのフォニックス関連動画が候補になります。最初から読み方を教え込むより、短い動画を繰り返し聞き、音をまねすることから始めると取り組みやすくなります。
文字と音の関係を学びたい場合
アルファベットの形と音が画面上で対応している動画を選びます。動画内で、文字が表示された直後にその音が発音されるかを確認してください。
音をつなげて単語を読みたい場合
文字ごとの音を聞くだけでなく、複数の音をつなげて単語を読む内容を選びます。この目的では、文字を組み合わせて単語を作るAlphablocksのような構成が適しています。
子ども向け英語動画を使うときの見せ方
フォニックス動画は、長時間続けて見せるより、短時間で声に出して確認する使い方が向いています。次の順番で試すと、動画を見ただけで終わりにしにくくなります。
- 保護者が先に動画を見て、文字の音を扱っている場面を確認する
- 子どもと一緒に、動画の音をまねして発音する
- 動画を一時停止し、画面の文字や単語を指で確認する
- 同じ動画を数回見たあと、動画なしで音を言えるか試す
- 慣れてきたら、動画に出てきた単語を絵や身近な物と結び付ける
正しい発音を一度で言えるようにする必要はありません。子どもが嫌がる場合は、動画を短く切り上げ、別の日に同じ内容を繰り返す方法もあります。
フォニックス動画だけで十分とは限らない理由
フォニックス動画は、文字と音の関係を知るきっかけになりますが、動画を見るだけで英単語を読めるようになるとは限りません。実際に声に出すことや、文字を見て音を思い出す練習も必要です。
また、英語にはフォニックスの基本ルールだけでは読みにくい単語もあります。そのため、フォニックス動画は「英語の音に慣れる」「読み方の規則を知る」ための教材として使い、絵本や単語カードなども組み合わせると学習の幅が広がります。
まとめ
子ども向け英語動画でフォニックスに対応している候補は、音をつなげて読む内容ならAlphablocks、歌で音に慣れるならSuper Simple SongsやPinkfongのフォニックス関連動画です。
選ぶときは、アルファベットの名前を歌うだけでなく、文字が表す音、単語の中の音、音をつなげて読む流れが含まれているかを確認してください。最初は動画を一緒に見て、子どもが音をまねするところから始めると判断しやすくなります。







